人間の安全保障委員会第1回会合に向けた
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2001年6月9日 |
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二十一世紀を迎えた国際社会においては、自由、民主主義といった価値観が普遍的価値として広く受け入れられていく一方で、民族・宗教紛争が様々な地域で発生し、難民問題や人権侵害といった問題が引き起こされています。また、科学技術の発展は地球温暖化などの地球的規模の問題を引き起こし、グローバリゼーションは貧富の格差の拡大や組織的な犯罪の拡大といった問題を生ぜしめています。二十一世紀に生きる我々一人ひとりが平和と繁栄の中で幸福に生きることを可能とするためには、このような課題への取り組みにあたって、人間の生存と尊厳に対する脅威から各個人を守るという「人間の安全保障」の視点から取り組んでいくことが必要となっています。 日本はこのような「人間の安全保障」を外交政策の重要な視点と位置づけており、二十一世紀を人間中心の世紀とすべく、「国連人間の安全保障基金」の設立をはじめとする様々なイニシアティヴをとってきました。今後とも引き続きこうした取り組みを推進していく所存です。 日本はこのような「人間の安全保障」を外交政策の重要な視点と位置づけており、二十一世紀を人間中心の世紀とすべく、「国連人間の安全保障基金」の設立をはじめとする様々なイニシアティヴをとってきました。今後とも引き続きこうした取り組みを推進していく所存です。 人間の安全保障委員会が、各委員の豊かな経験に裏付けられた深い思索と討議を重ねることにより、人間の安全保障の概念を更に深め、世界中で共有、支持される考え方に広めるとともに、人間の安全保障に対する広範かつ重大な脅威に対処するため、具体的かつ実際的な行動計画を提言されるよう、大きく期待しております。
委員会の活動に対する日本の積極的支援をお約束するとともに、委員会のご成功を祈念して、私のお祝いの言葉といたします。
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